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養生テープの使い方や特長について解説

2021-08-09 16:42:05 guanli 165
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養生テープとは

まず、「養生」という言葉の意味ですが、主に2つの意味があります。
1つ目は「衛生をまもり健康の増進を図ること」という人に関する意味、2つ目は「家具などの運搬による傷、塗装作業などの際に周囲の汚染を防ぐために布や板などで保護すること」とされています。
養生テープは2つ目の、建築物を傷や汚れから守る養生を行うためのテープです。

養生テープの使い方・特長

養生テープは、主に養生をするためのシートや布などを固定するために使用されます。
養生の役目が終わった後、テープははがすこととなり、はがすことを前提としているテープのため、粘着力が弱めで糊が残りにくいのが特長です。
また、現場での作業性をよくするため、手で簡単に切れるようになっています。
はがし忘れを防止するために目立つ色が使用されている製品が多いのも特長です。
日東電工製の養生テープは、鮮やかなピンク色をしていて「さくらテープ」と呼ばれ親しまれています。

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養生テープとガムテープとの違いについて

養生テープとガムテープ(主に布テープや、クラフトテープ)との最大の違いは、粘着力にあります。
ガムテープは、ダンボール梱包用に設計されており、「はがれないこと」を目的としているため、粘着力が強い製品が多いです。
もし、ガムテープを養生用として使用した場合、強く貼り付きますが、とてもはがしにくく、はがすときに材料の表面を傷めてしまったり、粘着剤が残ってしまうこととなるでしょう。
反対に、養生テープは「はがすこと」を目的としており、ダンボール梱包に使用した場合は、フタが空いたり、運搬中に底が抜けたりすることにつながるため、使用は推奨されません。

養生テープとマスキングテープとの違いについて

マスキング(masking)は、「包み隠す」、「覆い隠す」という意味があり、マスキングテープは主に建築や車両の塗装時に、塗料がはみ出して作業箇所以外を汚さないようにするために貼る保護テープです。
周囲の汚染を防ぐという面では、養生テープの一種ということになります。
ただ、マスキングテープは、養生テープより粘着力が弱いものが多く、素材もフィルムや布が使われている養生テープとは違い、紙製で強度が弱いため、養生シートの固定などには使用されません。
塗装の際に、テープ単体で保護することが多いです。
また近年では、本来の用途とは異なり、おしゃれな印刷を施して、装飾やラッピングに用いるテープもマスキングテープと呼ばれています。

養生テープのその他の使い方

養生テープは、お手軽に使用できることから、養生以外の使われ方をされることも多いです。本来の使用方法ではないため、糊残りなどに注意が必要ですが、ご参考ください。

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■コード類の巻き止めに
電気コードなどを結束バンドのように使用して束ねることができます。
結束をほどくときも手で切れるので、簡単です。

■家具の開閉部の固定に
収納ケースやタンスなど、引き出しなどの開閉部に貼り付けておくことで、運搬時に飛び出してくることを防ぐことができます。

■文字を書いて目印・ふせんに
油性マジックで文字を書くことができるので、箱の中身の識別や注意書きをするのに便利です。
一時的に貼るのであれば、箱の開閉部の仮止めなどにもおすすめです。